is: 2008年1月アーカイブ



東洋医学で視力を回復する方法

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東洋医学の世界にも視力回復を目的とした治療があります。

現在病院で行われている医療行為は西洋医学がベースとなっています。
西洋医学というのは体に何かトラブルが発生した際、病名が診断されます。
その病名に対して有効な治療方法が決められて、実際の治療を行います。

それに対して東洋医学とは、体に何らかのトラブルが起きたとしてもそれを体が持つ自然治癒力によって治そうとするものです。

今回のテーマは視力回復ですから、視力の低下を体のトラブルと考えた場合、西洋医学では目に何らかの治療を施して視力を回復しようと試みることになりますが、それに対して東洋医学は体全体の調子を整えて治癒力を高めれば当然視力も回復する、という考え方です。

この両者には大きな違いがあり、最も大きな違いは"西洋医学での病名が同じだとしても、東洋医学の場合は人によって治療方針が異なる"ということです。
視力回復を目的としているとして、東洋医学では全ての人に同じ治療をしても体の治癒力を高める効果が得られるとは考えていないのです。その人の体が今抱えている問題なんなのか、それは何が原因で起こっているのか、その調子を整えるにはどうすれば良いのか...同じ薬を全ての人に試しても同じ効果が出るとは確かに考えにくいのが東洋医学です。

さて、東洋医学で視力を回復する方法論というのは、まず目の疲れを取り除いて機能を活性化し、視力が自然に回復できる環境を作るというものです。そのために最も有効なのはツボ刺激です。目の周りには目の健康に関係するツボがたくさんありますから、そのツボを刺激することにより目が健康になろうとする力を活性化させます。これらのツボをこれから申し上げる順番で刺激するのが最も効果的です。まずは眉毛のてっぺんあたりにある魚腰(ぎょよう)、次に眉毛の内側の隅にある攅竹(さんちく)、その次に目の内側先端にある晴明(せいめい)、最後に目の下にある承泣(しょうきゅう)。この4つのツボを順番に刺激すると、つまり眉毛のてっぺんから目の下まで順に下りてくるような動きになります。これを指先で押すのですが、あまり押しすぎると痛いだけで後に痛みが残ってしまったりするので、それほど強くない適度な力で結構です。

次に目の外側にあるツボです。これも上から順に刺激していきます。最も上にあるのは眉毛の外側先端の糸竹空(しちくくう)、次に目の外側先端にある瞳子りょう(どうしりょう)、最後はこめかみの位置にある太陽(たいよう)。これらのツボも目の健康に深い関わりがあり、また疲労を回復する効果があるので視力回復には効果的です。



視力回復のため自分でできること

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視力回復のためにまず出来ることと言えば、まずマッサージやトレーニングなどです。

基本的に何も用意するものがありませんし、いつでもどこでも簡単に出来ます。それでは視力回復に効果が期待できるマッサージからご紹介しましょう。

目は酷使し続けると疲れがたまります。疲れがたまった状態のままにしておくと一時的に視力が低下します。これを仮性近視というのですが、この仮性近視の状態で見えにくくなったために目を細めたりして一生懸命見ようとして凝視するとさらに目は疲れて、今度は仮性近視ではなく本物の近視になってしまいます。視力回復のマッサージとはこうして目にたまってしまった疲れを取り除くために行います。

目の疲れを癒すマッサージとして最も簡単なのは、目を閉じた状態で眼球をまぶたの上から軽く押すという方法です。肩こりになったところを揉むと気持ちがいいですよね、それと同じことです。眼球も無数の血管があるわけで、その血管の決行を良くしてあげると疲れが取れるので視力回復します。

この方法は最も簡単な方法ですが、それ以外にも継続して行うと効果的なマッサージがありますのでご紹介しましょう。

左右の目の内側少し下のあたりにくぼみがあります。そのくぼみを親指で押すように揉んでみてください。少しやってみると目が気持ちよくなるのが実感して頂けると思います。次にその範囲を広げて、左右の目の内側周辺を上下に揉みます。これも眼精疲労の改善に効果があります。

現代人の生活を目の立場が考えると、特定の機能は酷使するのに対し、ある特定の機能はほとんど使わないという状態にあります。使わない機能は生物学的に退化するようになっており、目についても同じです。その機能低下によって視力が低下してしまうのです。

それを克服するために視力回復トレーニングを行うのです。トレーニングには明暗トレーニングや遠近トレーニングなどがあり、これらは普段使わなくなってきてる目の機能を回復させるためのものです。まず明暗トレーニングです。蛍光灯の光を5秒間ほど見つめて、今度は消した状態を5秒ほど見つめます。それを繰り返すと明暗を交互に見ることになりますので、目に入る光量を調節する機能を活性化します。明暗の次は遠近を利用したトレーニング。これも考え方は同じで、極端に遠いところと近いところを交互に見つめます。そのことにより普段同じ距離ばかりを見ている目が使わなくなってきている機能を使うことにより活性化します。

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